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 奈良市内の国道369号や県道でガードレール計約700メートル分(新品価格で約200万円)が盗まれ、道路を管理する県が被害届を県警に提出した。県が25日、発表した。担当者は「前例がなく、目的がわからない」と困惑している。

 県奈良土木事務所によると、20日、周辺住民から通報があった。調べると、奈良市沓掛町(くつかけちょう)の主要地方道奈良名張線(県道)の旧道で、直線約1・3キロの範囲で393メートル分のガードレールがなくなっていた。さらに、約4キロ南の同市南田原町(みなみたわらちょう)の主要地方道天理加茂木津線(同)で199メートル分、約2キロ東の同市水間町(みまちょう)の国道369号の旧道でも97メートル分がなかった。いずれも通行量が少なく、県が最後に確認したのは4~10月という。

 ガードレールは鉄製で、1枚約4メートル(重さ約30キロ)が複数のボルトで支柱に固定されていた。応急措置として、被害に遭った場所に、注意を促す看板やバリケード、ロープを設置したという。(根本晃)