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 江戸時代から木綿の栽培が盛んで、国内有数の靴下産地となった奈良県。県内で最も小さい三宅町にある従業員30人余りの小さな靴下会社が、自社開発商品でヒットを飛ばしている。2代目社長が、精米後に廃棄されることが多い「米ぬか」の美肌効果に着目。繊維に成分を練り込んだ靴下をつくった。アイデアの原点は、小学校時代にぬか袋で廊下をから拭きした体験だった。

 鈴木和夫社長(61)が「米ぬか靴下」の開発を思い立ったのは2003年。当時、大手スポーツ用品メーカーのOEM(相手先ブランドによる生産)でサッカー選手用の特注靴下を製造し、業績は伸びていた。

 しかし、2代目として家業を受け継いだ鈴木社長には「自社のオリジナル商品で事業拡大を図りたい」との思いがあった。思い出したのが、ぬか袋で拭いた小学校の廊下がピカピカに光っていたこと。「ぬか袋のような靴下があれば、肌もきれいになるのでは」。水と米ぬかを入れた鍋で靴下を、ぐつぐつ煮ることから開発は始まった。

 最初は失敗ばかり。米ぬかにつ…

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