拡大する写真・図版 生徒、教員、保護者が話し合う「三者協議会」であいさつする倉沢夏樹さん(中央)=2019年11月23日午後0時35分、東京都世田谷区の大東学園高校、根岸拓朗撮影

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 女子の下着は白、男子の髪形はツーブロック禁止……。この校則、おかしくない? 中高生たちが学校の決まりを見直そうと、声を上げ始めている。先生任せにせず、自分たちも学校に主体的に関わることで、より楽しく学校生活を送りたい――。そんな思いが根っこにある。

 「部活動をやらないという選択肢を!」

 宮城県涌谷町立涌谷中学2年の松崎圭杜(けいと)さん(14)は10月、そう訴えるネット署名を始めた。

 文部科学省の学習指導要領は、部活を「生徒の自主的、自発的な参加により行われる」とする。スポーツ庁の部活ガイドラインのQ&Aにも「生徒の自主性を尊重し、部活動への参加を強いることがないよう留意しなければならない」とある。だが、涌谷中の決まりでは、部活は全員加入だ。

 「部活は自主的な活動のはずなのに、強制入部なのは矛盾」と松崎さん。好きな部活がなく、ソフトテニス部に入ったが、合わなかった。退部したかったが、許されなかったという。

 2年の夏休み、文科省の指導要領やスポーツ庁の部活のガイドラインなどを調べ、校長先生に質問。要望書も出したが、決まりはそのままだ。

 「世間から見て自分の考えがどう見えるか確かめたい」とツイッターを始めると、フォロワーが800人を超えた。ネット署名では12月2日現在、240人超が賛同する。「部活動の入部、参加、退部を生徒の意思に委ねるようにしてほしい」と松崎さんは話す。

校則を変えるための校則がない

 東京都内の私立高3年の筒井太…

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