金の延べ棒60キロ、88歳医師が寄付 3.3億円相当
大久保直樹
京都府綾部市は26日、市内の産婦人科医、由良源太郎さん(88)から金の延べ棒計60キロの寄付があったと発表した。今月下旬の相場で計算したところ、3億3636万円分に相当するといい、今後、具体的な使い道を決める。
市によると、9月に寄付の意向を確認し、10月に受け取った。由良さんは「生まれ育った綾部市の地域振興に役立ててほしい」と話しているという。市は今後、市議会の議決を経て売却し、市の地域振興基金に繰り入れる方針。山崎善也市長は「ふるさとを思う温かい気持ちが本当にありがたい。大切に使わせて頂きたい」と喜んでいた。(大久保直樹)
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