江戸川夏樹
入院中の子どもたちに寄り添い、手術室にも同行する――。東京都立小児総合医療センター(府中市)で、一頭の犬が常勤の医療スタッフとして働いている。全国で3頭しかいない「ファシリティードッグ」のアイビーだ。都内では初めて導入された。
アイビーは2歳のラブラドルレトリバーのメス。昨夏から臨時で働き始め、今年8月、正式に病院のスタッフとなった。
病院には午前9時に出勤する。血液・腫瘍(しゅよう)科の病棟をぐるりと一周。廊下を歩くと、子供たちがなでたり、抱きしめたり。アイビーも目を細め、しっぽを振りながら対応する。ベッドで一緒に寝ることもある。1時間働くごとに休憩をとり、午後4時までたくさんの子どもたちと触れ合った。
アイビーは毎日のブラッシング…
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朝日新聞社会部