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 戦国武将の明智光秀を主人公にする来年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の初回放送日が1月5日から19日に延期になった影響で、ドラマの舞台の一つで明智光秀の出身地とされる岐阜県で初回放送日に予定されていたトークイベントと初回放送のパブリックビューイングが、いったん中止になった。岐阜県が26日、発表した。後日に開催するか、完全に取りやめるか検討するという。

 トークイベントとパブリックビューイングは岐阜市と可児市で計画。岐阜市の会場には斎藤道三役で出演する俳優の本木雅弘さん、可児市では藤田伝吾役の徳重聡さんを招く予定だった。岐阜市によると、同市のイベントには約500人の定員に対し約3400人の応募があったという。

 放送延期は、斎藤道三の娘、帰蝶(濃姫)役で出演予定だった俳優の沢尻エリカ容疑者が麻薬取締法違反の疑いで逮捕され、撮り直しが必要になったため。県観光企画課の担当者は「俳優の日程調整もあり、延期にするのか、イベント自体やめるのか至急検討する」と対応に追われた。

 岐阜市、可児市、恵那市に1月11日に開館予定だった大河ドラマ館のオープンもずれ込む可能性があり、関係者が調整にあたっている。(松浦祥子)