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 ソフトバンクやトヨタ自動車が出資して自動運転などに取り組むモネ・テクノロジーズと、ヘルスケア機器のフィリップス・ジャパンが26日、12月から長野県伊那市でオンライン診療の実証実験を始めると発表した。高齢化が進む一方、医師が不足する地域で、医療機器を載せた車両を使った遠隔医療の有効性や問題点を検証する。

 オンライン診療に使う車両の開発にモネが協力した。ベッドのほか、血糖値や血圧の測定器、心電図モニターなどを備え、看護師が乗って患者宅を訪問。テレビ電話で病院にいる医師とつなぎ、診療する仕組みだ。

 フィリップス、モネ、伊那市の3者は、2021年3月まで実証実験に取り組む。その後、開業医や中核病院と連携を深め、事業のモデルケースを確立したい考え。将来的には自動運転でこうした医療サービスを提供することも視野に入れる。(井上亮)