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 おしゃれに着飾って隠れ、グルメな食いしん坊――。岩手県大槌町の大槌湾で捕られたカニが新種とわかり、発見者の大土(おおつち)直哉さん(33)が「オオヨツハモガニ」と名付けた。筑波大の下田臨海実験センターで技術補佐員を務める大土さんは「大槌産の新種として復興に役立ててもらえれば」と話す。

 新種発見のきっかけは東日本大震災だった。

 東京大の大学院生だった2011年7月、指導を受けていた河村知彦教授(現・東大大気海洋研究所長)が、震災の前後で大槌湾のアワビの生態がどう変わったか、潜水して調べた。アワビは高く売れるため、漁師の貴重な収入源として注目されていた。

 大土さんは、海藻の群落に生息し、そのアワビの稚貝を食べてしまう「グルメ」なモガニの研究を続けていた。河村教授は、調査の合間に捕ったモガニを大土さんへの土産として持ち帰ってきた。

 そのカニを見た大土さんは「あれっ」とつぶやいた。

 「ヨツハモガニ」というモガニ…

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