【動画】「シャボン玉活動」で公園の親子を笑顔に=高浜行人撮影
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 「シャボン玉活動」で親も子も笑顔に。

 11月下旬の午後、新潟市東区の公園。2本の釣りざおの間に輪をとりつけた道具を使い、若杉一穂さんは直径数センチや1メートル超など様々なシャボン玉を無数に飛ばしていた。子どもは夢中で追いかけ、大人からは「わー」「きれい」と歓声が上がった。

 新潟県内の公園でシャボン玉をつくって飛ばしたり、子どもに道具と液を貸したり。そんな手弁当の「シャボン玉活動」を続けて3年。週1~2回、仕事が休みの日に取り組み、200回ほどに上るという。

 新潟市西区出身。長岡造形大を経て、建築事務所で2級建築士として住宅の設計などを手がけている。

 2014年に始めた写真共有サービス「インスタグラム」で、他の人が投稿したきれいなシャボン玉の写真が目に留まった。「やってみたい」とネット上の動画で作り方を学び、16年9月、新潟市中央区の信濃川近くで飛ばしてみた。思いがけず、10人ほどの親子連れが集まってきた。はしゃいでくれる姿がうれしくて、のめりこんだ。

 より楽しんでもらうため、液に工夫を重ねた。食器洗剤や洗濯のりに加え、グリセリンや増粘剤も入れた。割れにくくなり、出る玉が増えた。道具の輪は小さいプラスチックを組み合わせた物を使い、大きさを調整しやすくした。

 評判を呼び、町内会などのイベントに呼ばれるようになった。インスタで予告を欠かさず、それを見て来て、声をかけてくれる人もいる。「交流が楽しい。いまやライフワークです」(高浜行人)