[PR]

 京都・祇園で一見(いちげん)さんお断りの甘味処を営む元芸妓(げいこ)を主人公にした短編小説集が、この秋発売された。モデルとなったのは、今年7月の火災で全焼した祇園の老舗お茶屋「吉うた」のおかみ、高安美三子(みみこ)さん(79)。著者は「再建を目指すおかあさんの励みになれば」と執筆を続けている。

 小説集は「京都祇園もも吉(きち)庵(あん)のあまから帖(ちょう)」(PHP文芸文庫)。もも吉庵の描写には、失われた吉うたの光景が描かれている。

 〈格子の引き戸を開けると、転々と連なる飛び石が「こちらへ」と言うように人を招く〉

 〈襖(ふすま)を開けると、店内は、L字のカウンターに背もたれのない椅子が六つだけ。カウンターの内側は畳敷きだ〉

 舞妓(まいこ)になるため15…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら