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 トンボがいる風景などを描く第34回「WE LOVE トンボ」絵画コンクール(朝日新聞社、朝日学生新聞社主催、文部科学省、環境省など後援、トンボ協賛)で奈良市の帝塚山中学校3年の橋本有平君の作品「made in Osaka」が中学生の部で環境大臣賞(大賞)に選ばれた。同賞は文部科学大臣賞と並ぶ大会の最高賞で、中学生の部への応募作品5857点から選ばれた。

 作品はアクリル絵の具を使い、生駒山(生駒市)を飛ぶトンボの目線の高さから、大阪の街並みを見下ろすように描いた。昨年12月に橋本君が友達と生駒山に登った際、実際に目にした風景をモチーフにした。

 あべのハルカスや梅田の高層ビル群など何百とある建物を一つ一つ綿密に描くと同時に、遠くの景色は白くぼやかして遠近感を表現。空に浮かぶ雲はアニメ監督の新海誠さんの技法を意識した。

 環境大臣賞に選ばれたときは「こんな大きな賞をもらえるとは、と驚きでした」と橋本君。美術部の部長を務め、油絵を描くことに熱中している。「勉強が忙しくなっても息抜きに絵を描くことは続けていきたいです」と話していた。(福岡龍一郎)