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 絶滅の危機が増しているモリアオガエルを守ろうと、兵庫県西宮市立山口中学校(山口町上山口2丁目)の生徒たちが続けてきた保護活動が、今年で50年を迎えた。11月には記念集会を開き、歴史を振り返った。活動に携わる生徒たちは「ふるさとの自然をこれからも末永く守り続けたい」と話す。

 生徒たちは毎年5、6月ごろ、モリアオガエルの卵塊(らんかい)がある池に向かい、卵塊を10個ほど枝ごと採取して中学校の飼育小屋に持ち帰り、水槽の上につるす。毎日、卵塊が乾かないように霧吹きで水をかける。

 続けているうちに孵化(ふか)が始まり、1週間ほどで小さなオタマジャクシが出てきて水槽に落ちる。エサは人間のベビーフード。食べ残しは水質が悪化するので、こまめに取り除く。後ろあしがはえてくるころまで育てて、7月ごろに池に放つ。放つ総数は毎年2千匹ほどになるという。

 保護活動は、1968年、理科…

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