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 パナソニックが半導体事業から撤退する方針を固めた。製造子会社の株式を台湾の半導体メーカー「新唐科技(ヌヴォトン・テクノロジー)」に売却する。パナソニックは不採算事業の整理を急いでおり、赤字が続く半導体事業も切り離すことにした。

 売却するのは完全子会社のパナソニックセミコンダクターソリューションズ(京都府長岡京市)。家電や自動車部品に内蔵する半導体を製造している。イスラエル企業との合弁会社が富山県と新潟県に持つ3工場の運営からも手を引く。

 パナソニックは1950年代に半導体事業に参入。一時は世界大手に数えられることもあった。だが韓国や中国企業の追い上げで苦境に陥り、赤字が続いていた。今年4月には事業の一部を電子部品大手のロームに売却すると決め、生産態勢を縮小してきた。