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 イッセー尾形はある意味、主役泣かせだ。

 独特のスタイルで魅了して、場の空気をかっさらっていく。医師や警察官など多彩な脇役で映画「男はつらいよ」シリーズにもたびたび出演し、渥美清と伍(ご)したほど。並の俳優ではかなうわけがない。

 ところが11月30日公開の映画「漫画誕生」では、主役を食う心配がない。なぜなら、自身が主役だからだ。軍艦マーチが流れる冒頭から、どアップで始まるなど、イッセーワールドを思う存分楽しめる。

 演じたのは、知る人ぞ知る漫画家の北沢楽天。明治から昭和初期にかけて、新聞や雑誌に風刺・風俗漫画を執筆し、「日本近代漫画の祖」と称される人物だ。1955年に79歳で死去、さいたま市の自宅跡地には日本初の漫画ミュージアム「さいたま市立漫画会館」がたっている。

 脚本を読むまで人物像も作品も知らなかったが、顔が似ていることから親近感を持ち、演じるうちに“友情”さえ芽生えたという。

 「楽天は超一流ではないが時代…

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