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 JR北海道は28日、重機の接触事故で運転を見合わせている根室線(芦別―東鹿越)のうち、芦別―富良野の運転再開に3カ月程度かかるとの見通しを発表した。線路に損傷がない富良野―東鹿越は、車両確保のメドが立ったとして、来月3日に運転を再開する。

 根室線富良野―野花南(のかなん)の国道をまたぐ橋にショベルカーが接触する事故が発生した21日以降、JR北は事故区間を含む芦別―富良野に加え、富良野―東鹿越も車両が手配できないとして運休している。橋の損傷具合を調べた結果、掛け替えなど大規模な工事は不要だが、鉄筋がむき出しになった橋げたをコンクリートなどで補強し、2月下旬の復旧をめざすという。それまでは代行バスを走らせる。

 運行に支障がない富良野―東鹿越については、旭川方面から富良野線経由で列車を運び、12月3日から運転を再開することも発表した。富良野―東鹿越はJR北が廃止方針を固めている根室線(富良野―新得)の一部で、路線存続をあきらめていない沿線住民から「なし崩し的な廃線」を懸念する声が出ていた。(長崎潤一郎)