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 パナソニックが60年以上も続けてきた半導体事業から撤退することになった。半導体はかつて「産業のコメ」と呼ばれ、日本の経済成長を支えてきた。だが韓国や米国の企業に追い抜かれ、日本勢は苦境が続く。

 パナソニック(当時は松下電器産業)はオランダのフィリップスと合弁会社を設立し、1957年に半導体の生産を始めた。家電を制御する基幹部品を自社で手がけるためで、松下製のテレビやビデオが世界に広まるにつれ、半導体の生産も増やしてきた。80年代後半には半導体メーカーで世界トップ10に入った。

 当時は、日立製作所や東芝、NECといった電機メーカーがこぞって事業を広げた。日本勢が世界シェアの半分を握り、「半導体立国」の座を築き上げた。

 それをピークに日本勢は衰退の…

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