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 地域猫活動をやってみようと決めた妻は、名古屋市の「なごやかキャット」事業の補助を受けるため区役所に申請した。審査のため、区保健センター担当者と一緒にご近所さんをまわることになった。活動を始める前に近隣に周知することが申請条件の一つだ。

 妻は「周知徹底ぶりがチェックされる」と受け取ったが、そうではなかった。保健センターによると、近隣への周知を負担に感じる人も少なくなく、行政側から地域猫の意義や方法を説明する手助けをする目的があるという。せっかく活動を始めても、周知不十分でご近所トラブルになるケースがあるからだ。

 わが家の申請は通り、自転車置き場に設けたエサ場の上に「なごやかキャットサポーター」という看板を掲げた。誤解されないよう、エサやりはあくまで「捕獲→手術のため」と明記した。

ノラ猫についての相談や苦情は、名古屋市だけでも年約8千~1万件。2014年の市政アンケートで回答者の5割以上が「フン尿」などに悩んでいると答えた。長い間、悩まされてきた私と妻が「地域猫」という活動を知り、取り組んだ体験、4回シリーズの3回目です。

成功の鍵を握る近所の「エサやりさん」

 私たちが地域猫活動を知った「地域猫セミナー」では、活動の成否を握るのはご近所さんの理解と協力にあると強調していた。ノラ猫にエサをやる人を「エサやりさん」と呼び、エサやりさんと仲良くなれれば9割方成功するとの話だった。

 わが家のご近所にもエサやりさ…

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