横綱の「かちあげ」はありなのか 作戦でも「見苦しい」

有料記事

江戸川夏樹、鈴木健輔
[PR]

 24日に千秋楽を迎えた九州場所で、横綱の白鵬が記録を更新する43回目の優勝を果たした。場所中、立ち合いで「張り手」や「かちあげ」といった技を駆使したが、「横綱らしくない」とまたもや問題視されている。一方で、「勝つための手段」として肯定する意見もある。横綱の「かちあげ」はありなのか。

 千秋楽翌日の横綱審議委員会で「やりすぎ」との声が上がったのが、12日目の小結・遠藤戦だ。立ち合いで右からかちあげた際、サポーターで巻いたひじが遠藤の鼻先をかすめた。さらに右から左から大ぶりの張り手。支度部屋の遠藤は右目付近にアザができ、出血の止まらない鼻をタオルで押さえた。

 大相撲の勝負規定は、拳で殴ったり、頭髪をつかんだりする行為を「禁じ手」と定めているが、腕を折り曲げてぶちかます「かちあげ」や手のひらでほおをたたく「張り手」は含まれない。幕内の取組でも散見されるが、「品格」も求められる最高位は別のようだ。横審の矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は「横綱の振る舞いとして見苦しいのでは、と(委員の)ほとんど全員から意見が出た」と話す。

 「荒すぎる」。一部のファン…

この記事は有料記事です。残り1376文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!