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 開票が続いていた南米ウルグアイの大統領選で28日、与党の左派・拡大戦線のダニエル・マルティネス前モンテビデオ県知事(62)が敗北を認めた。これを受け、中道右派の野党・国民党のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員(46)が勝利宣言した。15年続いた左派政権が終わることになる。任期は2020年3月1日から5年間。

 開票作業は24日の投開票日に開票率100%まで達していたが、疑問票が3万5千票ある一方、両候補の差は3万票しかなかった。現地報道などによると、疑問票の集計途中の段階で、ラカジェ・ポウ氏が7188票を積みましたのに対し、マルティネス氏は3361票にとどまった。

 マルティネス氏はツイッターで「集計が続いているが、傾向は変わりそうにない。次期大統領ラカジェ・ポウ氏に敬意を表する」と投稿し、敗北を認めた。

 ラカジェ・ポウ氏は「感謝する」とツイッターで返答。投開票日の夜には、国民に対し「もう片方の陣営を互いに尊重すべきだ」と語り、いたずらに対立しないよう国民に求めていた。(リマ=岡田玄)