首相夫人はやっぱり「私人」閣議決定 桜の会出席は…

桜を見る会

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 国の税金を使って首相が主催する「桜を見る会」をめぐり、政府は29日、首相夫人は「公人ではなく私人」との認識が変わらないとする答弁書を閣議決定した。安倍晋三首相の妻昭恵氏が会に出席していたことについて「首相の公務の遂行を補助する一環として行われてきた」とした。

 立憲民主党の熊谷裕人参院議員の質問主意書に答えた。桜を見る会をめぐっては、今年約1万5千人いた招待者のうち、菅義偉官房長官は昭恵氏を含む首相の推薦者は計約1千人だったと説明している。質問主意書では昭恵氏の推薦人数などについても尋ねたが、「『夫人の推薦』枠の意味するところが明らかではないため、お答えするのは困難である」とした。

 政府は、森友学園問題などで追及を受けていた2017年、昭恵氏は「公人ではなく私人であると認識している」とする答弁書を閣議決定している。私人である昭恵氏が「内閣の公的行事」である桜を見る会の招待者の選定過程にかかわっていたことに、野党などから批判が出ていた。