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 桃の作付面積が全国の約15%を占め、「日本一桃源郷」を宣言する山梨県笛吹市は29日、「せん孔細菌病」で桃に大きな被害が続く恐れがあるとして、初めて防除対策本部を設置した。出荷量が昨年より約4割減り、「危機的な状況だ」として耕作放棄地を含めた消毒の徹底などを確認した。

 被害の原因となったせん孔細菌病は、果実や葉に穴をあける病気。風や雨で広がり、昨秋の台風や今春のひょうで傷んだ葉や枝から菌が侵入、被害につながったとみられている。

 被害を食い止めようと、市で補助金を交付し、消毒液の散布による防除を呼びかけた。対策本部会議では、桃農家の約93%が消毒などの防除をしたことが報告された。今後の対策として感染した枝を切り、春防除を徹底することも確認した。

 問題とされたのは、耕作放棄地…

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