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【2000年9月12日オピニオン面】

 元首相・中曽根康弘氏(!日米安保を問う 同盟半世紀:1)

 戦後の日本が米国との同盟を選択して約半世紀。来年九月には、講和条約と日米安保条約調印五十周年を記念して、サンフランシスコに日米の元首相や元大統領が集まるという。この同盟とは何か。日本にどのような功罪をもたらしたか。冷戦後の今、それはどこに向かおうとしているのか。日米の識者に聞いた。

 ――日米同盟の本質とは何ですか。

 「第二次世界大戦後の連合国側の主題は、日本とドイツをどういう位置づけにするか、ソ連共産主義に対してどういう役割を果たさせるかだったと思う。一方、日本やドイツにとっては、いかに独立を回復して対等な位置に上がるか、経済や安全保障を確保していくかという考えがあった。その調和が、日本の場合は日米安保、ドイツの場合は北大西洋条約機構(NATO)という形になった」

 「日独両方とも核兵器を持たない、これは連合国側からすれば脅威を除去しておくということ。しかし、日本は広島、長崎の経験を持っているから、非核政策が主流にあった。日米安保という形でアメリカの核の傘に入る、その代わり米国にサービスをする。ある意味で、日本にとって一種のギプスでもある。しかし、日本の経験をにらんだ自主的選択でもあった」

 ――この同盟が日本にもたらし…

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