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 JAしまね出雲地区本部は、体内の解毒作用などを高める成分が多く含まれるブロッコリー「出雲フォルテ」の出荷を始めた。同地区本部によると、現在、国内で出荷しているのは唯一という。JAしまねでは、新たな収入源として高付加価値の農作物の生産を試みており、市場で広く流通することを期待している。

 JAしまね出雲地区営農企画課によると、ブロッコリー「出雲フォルテ」は、体内の解毒作用や抗酸化作用があるとされる成分「スルフォラファン」が従来品よりも約3倍多く含まれるという。2018年8月に、米国で流通している「ベネフォルテ」という品種の種子を購入し、出雲地区の農家が試験的に栽培。県産業技術センターが分析したところ、成分や品質に問題がなかったため、今年本格生産を開始したという。

 出雲地区の60アールの畑で、約6トンを栽培。11月下旬に出荷した。県内のJA直営スーパー「ラピタ」で販売しており、価格は従来の1・5倍ほどだという。

 JAしまね出雲地区本部の大野剛・営農部マネジャーは「体に良いだけでなく、甘みがあっておいしい。ぜひ食べてみてほしい」と話した。(市野塊)