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 29日に101歳で死去した中曽根康弘元首相が取り組んだ政策の一つが国鉄の分割民営化だった。1987年にJRが誕生した際、国鉄労働組合(国労)の組合員らはJR各社から不採用とされ、90年に国鉄清算事業団も解雇された。当事者は、中曽根氏の死去に何を思うのか。

 「国労所属による採用差別があった」として、約20年にわたり職場復帰を訴え続けた神宮義秋・元国労闘争団全国連絡会議議長(71)は29日正午、母の介護を終え、福岡の自宅に戻る車中、ラジオで中曽根氏の死去を知った。

 「あの人にはやられっぱなしだったけれど、生前の憲法改悪だけはさせんかった」

 神宮さんにとって、国鉄改革は…

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