[PR]

 職務で住所を知った女性宅を訪れ、わいせつな行為をしようとしたとして、宮崎県警は29日、日南署の30代の男性巡査長を強制わいせつ未遂と住居侵入の疑いで書類送検し、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。「好意があった」と供述し、容疑を認めているという。巡査長は同日付で辞職した。

 監察課によると、巡査長は9月25日午後3時半ごろ、県内の30代女性宅を訪れ、女性に抱きついた後にキスしようとし、翌日午後には駐車場にとめた自身の車の中で同様の行為をしようとした疑いがある。職務を通じて女性の住所を知ったという。女性の知人が県警に通報して発覚した。

 監察課は減給処分にした理由について「警察庁の懲戒処分の指針に照らし合わせ、総合的に判断した」と説明した。

 今年に入り、宮崎県警の職員の懲戒処分は7人目(昨年2人)。時任和博首席監察官は「誠に遺憾。職員に対する職務倫理教養を徹底し、再発防止と信頼回復に努める」としている。(高橋健人)