拡大する写真・図版 作成途中の3Dモデルのイメージ図。投稿者ごとの写真とメッセージを見られるようなデザインを検討している(みんなの首里城デジタル復元プロジェクト提供)

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 デジタル技術を使った3D(3次元)モデルで、焼失した首里城を復元する取り組みが進む。大量の写真などからデータを作り、素材が多くなればより精密に仕上げられるため、100万枚を目標に世界中に提供を呼びかけている。

 発案したのは、東京大大学院情報理工学系研究科で特任講師を務める川上玲さん(39)。「コンピューター・ビジョン」と呼ばれる画像処理を専門とする。

 異なる位置から撮影された写真や映像を大量に使って、デジタル上で立体的に色や形を精密に復元する。復元した3Dモデルは、上下左右あらゆる角度から回転して見られる。拡大もできる。

 川上さんは、首里城の火災で地元の子どもが食事を口にできなくなったり、学校を休んだりしているとニュースで知り、ショックを受けた。「実物の再建には時間がかかるが、この技術を使えばすぐに喜んでもらえる。研究者としてテクノロジーを社会に還元したい」と思い立った。

 火災の翌日、研究室の大学院生と画像を集め、50枚ほどの写真から試作品を作った。「みんなの首里城デジタル復元プロジェクト」と名付け、今月5日にホームページ(HP)を正式オープンした。研究者や学生、エンジニアら20人ほどが賛同し、プロジェクトに関わっている。

 29日現在、約2300人から2万3千枚の写真が集まった。このうち1万6千枚の写真で作った第1弾のモデルを近く公開する予定だ。

 プロジェクトでは、写真ととも…

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