拡大する写真・図版 サウナ室の隣に水風呂(左)とお湯の風呂が並んでいる=2019年11月10日、岐阜県大垣市の大垣サウナ、古沢孝樹撮影

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 サウナが好きだ。世間でも最近、サウナ通いは「サ活」「サ道」、愛好家は「サウナー」という呼び方が生まれ、ブームになっている。記者(29)は14歳から野球のためにサウナに通ってきた。炎天下のグラウンドでも暑さに負けない体をつくるためだ。でも、「水風呂」は心臓が止まりそうという恐怖心から避けてきた。同僚にそう話すと「意味がない」「もったいない」と痛烈に批判され、「大垣サウナの水風呂は最高らしいから行ってきなよ」と勧められた。いったい何がいいのか。そもそも良い水風呂って何だ。勇気を出して探ってみた。

水風呂が「別格」の理由探る

 「あああああ……ぎもぢぃ……」

 早速、岐阜県大垣市の大垣サウナを訪ね、水風呂をのぞくと、常連客たちが快楽に浸っていた。よく毎日入れるな、とこの時は思った。

 大垣サウナは1966年創業の男性専用サウナだ。基本入館料1700円。マージャン卓がある大広間、手渡しされるロッカーの鍵に「昭和」の雰囲気を感じる。

 多くが常連客で、3世代で通う人も目立つ。同県養老町の水谷真教さん(53)は、高校3年生の時から35年通うベテラン。「各地でサウナに行くけれど、ここの水風呂は格別」と話す。

 何が良いのかたずねると、「地下水なので冷たく、ちょっと高温のサウナとの温度差がたまらない」。まわりにいた常連客も「そうそう」とうなずいた。

 入り口のカウンターで控えめに笑っていた岡田昌子社長(77)も「うちは水だけは自信があるんですよ」と強調した。地下水を流しっぱなしの水風呂は水温13~14度で一年中保たれる。私が日ごろ行くサウナの水風呂は18度前後なので冷たい方だ。サウナ室は「他店では考えられない高温」(岡田社長)の110~115度で、単純に100度近い温度差だ。

 大垣市は全国的にも有名な自噴帯にあり、「水の都」と呼ばれるほど地下水が豊富だ。岡田社長によると、くみ上げるポンプは50年近く、砂や泥で詰まったことがなく、水風呂に流す水はそのまま飲むこともできるという。

水風呂の効用は未解明

 大垣サウナは、この水風呂でサウナーから「聖地」と呼ばれている。

 良い水風呂とは、一体…

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