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 奇跡は起きなかった――。サッカーJ1のジュビロ磐田は30日、J1残留をかけてヤマハスタジアム(静岡県磐田市)でホーム最終戦の名古屋グランパス戦に臨んだ。サポーターの大声援を背に2―1で勝利したが、残留争いをしていた湘南が勝ったため、2度目のJ2降格が決まった。

 時計の針が90分を回り、磐田の勝利を告げる試合終了のホイッスルが鳴ってもまだ、スタジアムには静けさが漂っていた。喜びもそこそこに、他会場の結果をベンチに聞く選手たち。数分後、降格を知った選手たちが肩を落とし、会場はため息に包まれた。今季リーグ戦で初となる連勝の先に、つらい現実が待ち受けていた。

 最下位の磐田は、残り2試合で全勝が残留への最低条件だった。たとえ全勝しても、J2とのプレーオフに回る16位の湘南が一つでも勝てば降格となる。まさに崖っぷちの立場だった。

 磐田は序盤から豊富な運動量で…

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