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 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノン入りしたとの報道を受け、弁護団の弘中惇一郎弁護士は31日午後、東京都千代田区内の事務所近くで報道陣の取材に応じた。「報道以上のことは知らない。こちらも寝耳に水という感じでびっくりしているし、当惑している」と話した。

 弘中弁護士は「新聞、テレビのニュースで知った。報道以外全く連絡がない」と説明。弁護団が最後にゴーン前会長と会ったのは、公判前整理手続きがあった25日で、ゴーン被告の旅券も弁護団が保管していたという。

 弘中弁護士はゴーン前会長の出国について、「保釈条件に反すると考えざるを得ない」と述べた。弁護団は今後、裁判所に報告書を提出するという。