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 写真家ロバート・キャパ(1913~54)の足跡をたどる展覧会「THE FACE」が田川市美術館で始まった。戦場カメラマンとして名声を得た写真に加え、芸術家パブロ・ピカソや女優イングリッド・バーグマン、市井の民衆や子どもたち――。素顔に焦点を当てた150点余のモノクローム写真で会場を彩る。

 ハンガリーで生まれ、世界各地の戦争を撮影した。展覧会では、スペイン内戦時に撮影したとされる「崩れ落ちる兵士」や、第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦「Dデー」の戦場写真など代表作のほか、戦時下の都市や市民を撮った作品も目を引く。ドイツやイギリスの炭鉱作業の様子や炭鉱労働者の表情など、炭鉱で栄えた田川に相通じる写真もある。

 学芸員の船津ほなみさんは「報道写真家でありながら事件や事象を伝えるだけでなく、そこで必死に生きている人々の表情を活写したところが魅力」と言う。

 来年1月26日までで、休館は…

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