【動画】声を上げて笑う参加者たち=滝沢貴大撮影
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 豪快に笑って1年の憂さを払い、来年の豊作を祈願する奇祭「笑い講」が1日、山口県防府市台道の小俣八幡宮であった。鎌倉時代に始まったとされる神事。住民ら約15人が2人1組になり、サカキを持って「ワーッハッハッハ」と大声で笑った。

 笑うのは3回と決まっており、1回目は「今年の豊作を喜んで」、2回目は「来年の豊作を祈って」、最後は「今年の苦しかったこと、悲しかったことを忘れるために」するという。

 参加者の一人、貞頼(さだより)浩さん(72)は「害虫の発生や高温障害でコメの収穫量が減ったが、いい笑いだったので、来年はいい年になれば」と話した。スウェーデンから旅行で訪れたハーバート・カッシーンズさん(59)は「ワンダフル」と目を輝かせていた。

 14日には、県内外の参加者が笑いの迫力や品格を競う「第10回お笑い講世界選手権大会」も開かれる。(滝沢貴大)