[PR]

 コウノトリはどうして鳴門に巣を作るの? こんな疑問に応えるツアーが今月、初めて開かれた。

 徳島県鳴門市大麻町川崎で1日にあったモニターツアー。主催したのは「吉野川流域コウノトリ・ツルの舞う生態系ネットワーク推進協議会」(事務局=国交省徳島河川国道事務所)。参加した親子ら30人はコウノトリの営巣地近くのレンコン畑で収穫を体験し、畑の生物を観察した。

 徳島大の河口洋一准教授は、畑の近くの水路で採取したザリガニや魚などを示し、「収穫前のレンコン畑には水を張ってあるので、冬の間もコウノトリがえさにしている生き物が残っている」と説明。近くの電柱には偶然、巣作り中のコウノトリのペアが姿を見せ、参加者は夢中で双眼鏡をのぞいていた。

 その後、参加者らは、レンコンを使ったハンバーグや炊き込みご飯などの調理を体験し、試食した。家族4人で参加した徳島市の八万小5年、中川樹さん(11)は「コウノトリは大きくて迫力があった。カエルを食べているなど、コウノトリのことがよくわかった」と話した。(福家司)