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 東京五輪まで200日に迫り、代表争いは佳境を迎えている。晴れ舞台を目指し、ライバル同士がしのぎを削っている注目の競技を追った。

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 リオデジャネイロ五輪で日本バドミントン界初の金メダルを獲得した「タカマツ」ペアの東京五輪出場が危ぶまれている。現在、日本で3番手。高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は自らの立場を「崖っぷち」という。

 「世界で最も熾烈(しれつ)」といわれる日本の女子ダブルスの出場枠争い。2枠を巡って世界トップの3ペアが競っている。タカマツの金メダルを見て「自分たちもできる」と感じた若手が成長。現在五輪選考のランキングで1位の福島由紀、広田彩花組(アメリカンベイプ岐阜)は安定感があり、世界選手権2連覇の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が2番手につける。

 普段は合宿で寝食を共にするチームメートだが、五輪レース期間中は「敵」になる。福島、広田組は最近、自らの課題をあまり口にしなくなった。「私たちの作戦なので」と福島。最終決着する4月末まで気の抜けない戦いが続く。(照屋健)

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 バドミントンの代表選考 4月末時点の五輪選考ランキングでダブルスは8位以内、シングルスは16位以内に入り、かつ日本勢で上位2人(組)までが出場権を得られる。5日現在で1位の福島、広田組、3位の永原、松本組が優勢。6位の高橋、松友組は3月の全英オープンなどポイントの高い国際大会で好成績を収める必要がある。