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 青森ねぶた祭りが終わった途端に捨てられているねぶたを、色鮮やかなうちわに変身させる――。青森市の大学生4人がそんな取り組みに挑戦している。

 起業を目指して経営を学んでいる青森大学3年の喜来(きらい)大智さん(21)が、青森ねぶた祭りで受賞を逃した団体のねぶたがすぐに解体されて産業廃棄物になっていることを知り、「もったいない」と再利用を模索し始めたのがきっかけだ。青森市産官学連携プラットフォームに一緒に参加している学生3人に声をかけ、手に持ってねぶたに参加できるようにしようと「青森ねぶたうちわ」を考案した。

 4人は1日、青森市がワ・ラッセで開催した「学生ビジネスアイデアコンテスト」に参加。手張りしたうちわを、元のねぶたの部位を明示して販売し、利益の一部をねぶたを譲ってくれた団体に還元するというビジネスモデルを発表した。

 審査員から「ねぶたの根強いファン向けに本物を使うというアイデアは良い。ブランド戦略をしっかりすれば期待できる」と高評価を受けた喜来さんは、「年内に試作品を販売したい」と話していた。(吉備彩日)