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 5月に保育園児ら16人が死傷した大津市の交通事故を受け、鳥取県などが調べていた保育園などの園外活動ルートについて、ガードパイプ(防護柵)がないなど危険な箇所が290カ所あったことが分かった。11月末、県が公表した。

 県道路企画課などによると、6月下旬~9月末、県内の保育所、認定こども園など247施設に聞き取り、歩道や交差点792カ所を点検した。車通りが多いのにガードパイプがない、歩道の片側に水路や田んぼがあり車道以外の危険があるなど、290カ所で対策が必要だとわかった。

 ガードパイプがないなど緊急に対処が必要な39カ所について、県は9月補正予算で関連費用を支出し今年度内の改善を目指す。11月末現在、歩行者用の青信号の時間を延ばすなどの対応も24カ所で完了。残る箇所は、来年度当初予算で対応したいという。

 事故直後の5月、県は保育所など311施設を独自に調べ、1038の危険箇所があると回答があった。このうち、活動ルートを変えるなど各施設で対応できる場合を除く箇所について、県が再点検していた。(鈴木峻)