拡大する写真・図版井山裕太四冠(左)の王座5連覇を阻み、二冠となった芝野虎丸名人。第1、4局を半目で制し、第3局も1目半勝ち。「半目勝負はめちゃくちゃ勝率が悪かったのに、不思議です」=11月29日、愛知県蒲郡市の銀波荘

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 10月に史上最年少名人になった芝野虎丸名人の勢いが止まらない。続く王座戦でも3勝1敗で第一人者の井山裕太四冠を下し、早くも二冠に。有力な若手がひしめく「ポスト井山」をうかがうレースで、後続集団を一気に引き離した。

後半で「ポスト井山」を狙う面々を紹介しています。

 芝野の2勝1敗で迎えた王座戦五番勝負第4局は、快晴の11月29日午前10時、愛知県蒲郡市の温泉宿で始まった。穏やかな三河湾に臨む静かな対局室で、盤上は千変万化の激戦が繰り広げられた。

 図は黒の81手目(黒1)から。ここまで黒番の井山が左上の折衝から大胆な構想を見せ、左辺の黒陣を白に破らせた見返りに、上辺から中央にかけて黒の鉄壁を築き、孤立した△をのみ込もうとしている。しかし芝野の白2からの攻めが厳しかった。

 白8まで、退路を断たれた黒は…

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