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 「冒険せずに利益を確保するより、トライしてもっと大きな利益を生む。それが私たちの仕事でしょ?」

 「誰かに強い志があれば、そこに人は集まる。人が集まれば、それは大きな力になる。まさに商社のだいご味ですよね」

 9日に最終回を迎えるドラマ「ハル~総合商社の女~」(テレビ東京系・月曜午後10時)。中谷さん演じる経営企画部の部長補佐、海原晴は、「大企業あるある」とも言える「事なかれ主義」や社内派閥をものともせず、ともに働く人々を鼓舞する言葉を発し続ける。業績不振のラーメンチェーンの立て直し、シンガポールの病院事業の買収……。難題に次ぐ難題にも悲壮感はなく、むしろ逆境を楽しむかのよう。私生活では小学生の息子を育てるシングルマザーでもある。

 「組織での出世や安泰を考えたら、新しいことに挑戦するのは難しい。波風を立てたくないという人たちにも温かいまなざしがあるところがこの作品の素晴らしさ。そういう人たちに、どう自分の思いを伝え、動いてもらうのか。本当に仕事ができる人って、晴みたいな人なんだなと思いますね。私自身も学びたいところがたくさんあります」

 自身も「楽な仕事よりは、困難な仕事の方が頑張ろうという気持ちになるタイプ」と語る。目下、取り組んでいるのがドイツ語だ。2018年秋に、ウィーン国立歌劇場管弦楽団などで活躍するドイツ出身のビオラ奏者、ティロ・フェヒナーさんと結婚し、現在は日本とオーストリアを行き来する日々を送る。「語学学校に通う時間は取れないので、自分で自分のお尻をたたきながら独学しています」

 音楽の都・ウィーンでの暮らしで最も感じるのは、「芸術至上主義」が市民生活に浸透していること。「『あのオペラ、見に行った?』というのが日常会話なんです。日本ですと、観劇のお客様は女性が多いですが、あちらは男性も多い。ビジネスマンの方たちも、常に芸術に接していないと、世間話ができない雰囲気があるようです。そういう文化は本当にうらやましいですね」と語る。最も安い席は日本円で500円程度と手頃なため、劇場は連日、老若男女でほぼ満席なのだという。

 また、環境意識の高さも痛感す…

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