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 倉敷市美観地区にある大原美術館で2日、年末恒例の大掃除があり、学芸員ら40人が総出で名画から1年分のほこりや汚れを取り除いた。

 この日はまず、本館2階に展示されているモネの「睡蓮(すいれん)」やルノワールの「泉による女」など7点が、壁から数人がかりで慎重に外された。年の瀬以外でも作品のほこり払いは欠かさないというが、額縁や作品を覆うアクリル板を拭いた布は次第に真っ黒に。マスクと手袋を身につけた学芸員らは、はけや布で丁寧に作業していた。

 来年は開館90年の節目の年。大掃除を監督した塚本貴之学芸員(30)は「来年もいつも通りの大原美術館を提供したい」と話した。

 年内は27日まで。新年は1月1日に本館のみ開け、2日から通常通りの開館。(小沢邦男)