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 国の税金を使って首相が主催する「桜を見る会」をめぐり、内閣府が削除したとされる招待者名簿の電子データについて、菅義偉官房長官は2日午前の記者会見で、「サーバーのデータを破棄後、バックアップデータの保存期間を経た後は、復元は不可能であるとの報告を聞いている」と述べた。

 野党側は電子データの復元を求めているが、菅氏は内閣府のデータ管理の方法について「サーバーデータを集中管理する方式」と説明。個々の端末にはデータはなく、技術的にもデータの復元は不可能であるとの認識を示した。

 同会をめぐっては、報道各社の世論調査で、政府の説明に納得できないとする声が半数を大きく上回っている。政府はすでに2020年度の中止を決定済み。21年度以降の開催中止の可能性を問われた菅氏は「いろいろと指摘されているので、幅広い方からお話をうかがって対応していきたい」と述べるにとどめた。