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 政府は2日、正殿などが全焼した首里城(那覇市)の復元に向けた関係閣僚会議を開き、主要建物を1992年に復元させた前回の設計に基づき再び復元する方針を決めた。基本方針を年内にも取りまとめる。建築材料や職人の確保などの課題を話し合う有識者会議を内閣府沖縄総合事務局に置くことも正式に決めた。

 閣僚会議の議長の菅義偉官房長官は「前回復元時の考え方に沿って首里城をしっかり再現していくことが重要だ。財源措置を含め、早期復元にむけて必要な措置を講じていく」などと述べた。菅氏は地元要望に応じた観光振興策の推進も指示。現地のがれき撤去後、最新の映像技術を駆使して首里城を投影する方法などを検討中だ。

 閣僚会議には沖縄県の玉城デニー知事も出席。有識者会議への県の参画も決まり、玉城氏は「機会を与えていただき、感謝を申し上げる。県民の思いをしっかりと反映させていきたい」と話した。