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 ロシアのシベリアから中国に天然ガスを輸出する、中ロ間で初の国際パイプライン「シベリアの力」が2日、運用を開始した。経済や軍事の面で深めてきた両国の協力は、中国のエネルギー安全保障に及ぶことになる。

 運用が始まったパイプラインは、シベリアのチャヤンダガス田から中国の黒河へ向かう約2200キロ。中国国内でも建設が進んでおり、将来は上海までの全長5千キロ以上になる計画だ。輸送能力は年間380億立方メートルで、2018年の中国の天然ガス消費量の約13%を占める。

 2日、中国国境近くのアムール州で開かれた稼働式には、ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席がテレビ中継で参加。プーチン氏が「両国にとって真に歴史的な日だ。戦略的協力関係を質的に新しいレベルに引き上げる」と自賛すると、習氏も「相互に利益をもたらす協力関係の深化の見本だ」と応じた。

 ロシアは世界最大の埋蔵量を誇…

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