沢田紫門
瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」と瀬戸内各地の魅力を紹介し、西日本豪雨の被災地も応援する「瀬戸リスト」。第2弾の2回目は国産ジーンズが生まれた岡山・倉敷の児島。「繊維のまち」でオリジナルジーンズ作りを体験した。
「めっちゃいっぱいある!」。大谷満理奈さん(15)と峯吉愛梨沙さん(15)がオリジナルジーンズ作りのために足を運んだのは、女性のためのジーンズメーカーとして生まれた老舗「BettySmith(ベティスミス)」。レディースの美しいシルエットを作り出すノウハウを、今では男性用にもいかし、はきやすさとデザイン性が国内外から高く評価されている。
ボタンや、ポケット口を補強するリベットを打ち込んだカスタムジーンズ作りが体験できる同社の工房へ。まずはお気に入りのジーンズ選びからスタート。試着を終えた2人は、リベットとボタン打ちに取りかかった。合わせて60種類近くあるリベットとボタンから、リベット六つとボタン一つを決める。
「迷っちゃう」と大谷さん。峯吉さんは「ボタンにキティちゃんもあるよ。赤にしようかな」。2人はジーンズにボタンとリベットをあて、夢中でいろいろなパターンを試していた。
リベット打ちは専用の機械を使う。足でレバーを「ガチャン」と音がするまで押し込む。峯吉さんが「かたすぎー、おりゃー!」と叫びながらレバーを踏むと、大谷さんも「これ無理だよ、えい! おーいけた」。何とかリベット打ちに成功した2人だった。
出来上がったジーンズを手にした大谷さん。「ちょっと(位置が)ずれたかもしれないけど、これも個性かな」。峯吉さんは「職人さんみたいにバッチリできた。これで絶対とれない」と満足げな表情だった。
■児島ジーンズの歴史…
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