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 働き方改革が進むなか、高知県警では今年度、県警本部や警察署勤務の4人の男性警察官が育児休業を取得する。男性の育休は13年ぶり。

 高知南署地域課の吉門亨健(こうけん)巡査長(39)は、12月末に次男が誕生予定で、来年2月から1カ月ほど育休を取得する。吉門巡査長が所属する自動車警ら班は、24時間3交代勤務。緊急時の場合に不安があったという。

 秋の個人面談で上司から育休を勧められた。吉門巡査長は「自分が率先して育休を取ることで、同僚や後輩にも広がれば」と話す。

 警務課によると、2006年に高知南署の男性巡査長が育休を取得。だが、勤務の特殊性や幹部の認識不足のため、取得が進まなかったという。警務課の筒井茂智次長は「家庭があってこその警察官。制度が形骸化しないように、幹部が積極的に後押ししていきたい」と話す。(湯川うらら)