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 2日、近畿地方南部から関東地方にかけて、大気が非常に不安定な状況となり、東京都や千葉、神奈川、静岡、和歌山などの各県で竜巻注意情報が出された。気象庁によると、低気圧が日本海を北東に進み、この低気圧からのびる寒冷前線が通過した影響で、暖かく湿った空気が流れ込んだことが原因という。

 横浜市によると、金沢区の住宅7軒でベランダや窓ガラスなどが壊れる被害が出た。強風で物が飛んできたとみられるという。また、同市の港北区と戸塚区の計3カ所で崖崩れや土砂の流出が発生。鶴見区などの4カ所で冠水があり、通行止めになった。JR東神奈川駅(神奈川区)では、エレベーターが水につかり破損したという。強風が原因とみられる倒木も3件あった。

 横浜市鶴見区の大黒ふ頭では、コンテナが倒れ、車3台が下敷きになった。現場は、海外に運ぶ車を一時的に置いておく場所で、けが人はいなかった。

 横浜地方気象台によると、横浜市中区では、2日午後2時15分ごろ、最大瞬間風速15・9メートルを観測。海から内陸に向かって暖かい風が吹き込んだためといい、海沿いではさらに強い風が吹いた可能性があるという。