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 島根県安来市のアパートの部屋で小学4年の男児が死亡し、母親が意識不明の重体で見つかった事件で、2日夜に会見した県中央児童相談所は、1週間前に男児の一時保護を解除したばかりだったことを明らかにした。県警は事件当時、室内には母子2人しかいなかったとみており、日頃の2人の関係などを慎重に調べている。

 県中央児童相談所の太田均所長は2日夜、県庁で緊急に会見を開き、「本当に事件は予見できなかった」と述べた。

 児相の発表では、今年9月10日に安来市から、母親による男児へのネグレクト(育児放棄)などの疑いがあるとして通告を受け、翌日、男児を一時保護したという。

 ただ、児相は保護した段階で、大きなあざなどはなかったというが、母親が食事を作らなかったり、学校に行かせなかったりしていたという。

 児相は男児自身に子育てをしにくい事情があり、母親は精神的に不安定でネグレクトがみられたことから施設への入所を提案したという。しかし、母子ともに同意を得られなかったという。男児も母親のことを嫌ではなかったようだとしている。

 児相は「虐待の程度も生命の危…

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