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 海上保安庁指宿海上保安署によると、2日午後4時25分ごろ、鹿児島県の錦江湾で高速船なんきゅう10号が高波を受けて船体が大きく揺れ、乗客5人が腰や首を圧迫骨折するなど計9人が負傷したという。

 署によると、船は同県南大隅町の根占港を出港した約5分後、湾の沖合約300メートル付近でうねりを伴う約3メートルの波を受けたという。いずれも同県指宿市の70代女性の4人が腰椎(ようつい)を、愛知県の60代女性が頸椎(けいつい)をそれぞれ圧迫骨折したほか、ほかの乗客4人も軽い打撲を負った。船にシートベルトの設置義務はないという。

 船は指宿港に向かっていた。当時、周辺海域には強風・波浪注意報が出ていたという。(合田純奈)