[PR]

 トヨタ自動車系の部品大手・デンソーが、アジアの障がい者支援を続けている。同社が設立した認定NPO法人「アジア車いす交流センター」(WAFCA(ワフカ)、愛知県刈谷市)が今年、20周年を迎えた。タイなど3カ国の子どもたちを、車いすの寄贈や奨学金で支えてきた。

約6千台を寄贈

 WAFCAは1999年、デンソーの創立50周年事業でできた。デンソー初の海外生産拠点があるタイでスタートし、2007年に中国、14年にはインドネシアにも活動地域を広げた。

 なぜ車いすだったのか。設立時からかかわる榎田勝利理事長(愛知淑徳大名誉教授)は、「当時の国際協力は環境や教育の分野が中心で、アジアの障がい者はいちばん目が届いていない分野だった」と振り返る。

 タイでは現地団体が運営する車いす工場を設立から支援。デンソーのタイ法人の技術者が通って生産を指導し、できた車いすを買い上げて足が不自由な子どもたちに寄贈した。

 だがそのうち、寄贈だけでは不十分と分かってきたという。障がい児の自宅や学校のバリアフリー化を進めたり、車いすの乗り降りの訓練をしたり。奨学金の提供も始めた。

 車いすの寄贈台数は19年度までの累計で5882台、奨学金の提供人数はのべ2538人になる。

■脱・デンソー依存、…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら