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 79の国・地域の15歳ら約60万人が参加し、「読解力」「科学的リテラシー(活用する力)」「数学的リテラシー」を調べた2018年の国際的な学習到達度調査(PISA)で、日本の「読解力」の平均点が前回より低下し、上位国との差が広がったことがわかった。「科学」「数学」の2分野は、前回に続き最高クラスだった。経済協力開発機構(OECD)が3日、公表した。

 調査結果によると、文章や資料などから情報を理解・評価し、考える力を問う「読解力」は前回より12点低い504点(OECD平均487点)で、8位から15位に落ちた。OECDは、統計上、偶然とは言えない有意な低下だと分析。特に、自分の考えを根拠を示して説明する自由記述式の解答に課題がみられるという。

 例えば、電子レンジの安全性を確かめる問題では、必要な情報がどのウェブサイトに記されているか推測し、探し出す問いの正答率が56・1%(同59・2%)だった。電子レンジを宣伝する企業サイトと雑誌記事を比べて情報の質や信憑(しんぴょう)性を評価する問題では、自分ならどう対処するかを根拠を示して説明する記述式問題の正答率は8・9%(同27・0%)だった。

 PISAの読解力調査をめぐっ…

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