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 「HERO」「安奈」などの大ヒット曲を生み出し、日本のロック史に重厚な存在感を刻み込んだ甲斐バンドが、結成45周年を迎えた。ボーカルの甲斐よしひろ、66歳。福岡の生んだヒーローの切れ味は変わることなく、ライブでは、長年のファンの五臓六腑(ろっぷ)をわしづかみにする。

 「九州最後のスーパースター」という、うそのような本当のキャッチコピーでデビューしたのは1974年。グループ・サウンズは下火になり、長嶋茂雄が引退。海の向こうではクイーンがヒットを飛ばしていた。同期には太田裕美や浅野ゆう子がいた。

 福岡から上京したバンドへの期待感は大きかった。夢のすべてを詰め込んだコピーはインパクトも強かったが、「ぼくはああいうものに踊らされるような不覚な性格はしていないんで」。意には介さず、結果を出した。

 デビュー2年目には2枚目のシングル「裏切りの街角」が75万枚のヒット。78年の「HERO(ヒーローになる時、それは今)」は180万枚を売り上げ、79年の「安奈」も大ヒット。東京・NHKホールでロックバンドとして初のコンサートを開いた。

 デビュー当初は会場の9割が女性で、ライブ録音にはすさまじい嬌声(きょうせい)が残る。「これを何とかしたいと思っていました。6対4くらいにね。同性から支持されないとダメでしょう」

 快進撃は続き、国技館に箱根・…

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