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 盛岡市の盛岡南公園(同市永井)で建設が計画されている新球場について、市は清水建設(東京)の東北支店(仙台市)を代表に、盛岡市や都内の計7社で作る清水建設グループを優先交渉権者に選んだ。グループ側は球場の完成イメージ図を公表した。

 選定は11月21日付。3日の市議会全員協議会で報告された。市やグループの提案概要によると、球場名の仮称は盛岡南公園野球場で、内野と外野席に計100席の車いす用観客席を設けることや、にぎわいづくりのため球場周辺にイベント広場やランニングやウォーキングのためのコースなどを整備することが新たに示された。

 新球場や周辺施設の設計を担ったのは新広島市民球場を手がけた環境デザイン研究所(東京)。球場は内外野とも人工芝で、左右両翼までは100メートル、中堅122メートル。全面フルカラーLED方式とする大型映像装置を兼ねたスコアボードを設置する。観客席は内野席1万2千席、外野席8千席の計2万席。

 野球場のそばには内野守備や走塁練習ができる屋内練習場も配置し、2階には運動目的以外の人も呼び込むためカフェを整備する。施設整備費は約82億円で、運営や維持管理期間15年間を含めた総事業費は約108億8400万円。2023年4月の利用開始をめざしている。(成田認)